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吉原朋弘 [誰に届くことにない日常]

自分なりの思ったこと。感じたこと。ありのままに。心のままに。

待ちぼうけ

時間の渦が近づいてくる

また近づいて

離れて行く

その流れに乗らなかった

僕は一人

待ちぼうけ


自分で決めたことだから

僕はこの街で生きている

何があるわけじゃない

馴染みすぎてしまっただけ

それでも 心があるよ


いつもと同じ砂利道の

はじから二列目

停車位置

臨時通路の階段歩道橋

登ればほら

青空さ

 

誰が決めたことじゃない

僕はこの日常を生きている

別にこれじゃなくたっていい

馴染みすぎてしまっただけ

それでも 心は言うよ


すれ違ういつもの顔ぶれ

名前も誰かもしらないけれど

いつも出会う 駐輪場のおじちゃん

何も知らず笑顔でおはよう


せっかちな人の群れからは

外れるクセ

昔から

はみ出て一人走り抜ける

大都会

おかしな人

自分で思う道を行く

間違いだらけなのは当然

その痛みを知らなければ

温もりさえ忘れてしまう

そんな日々 そんな時代さ


不思議な力を僕は知っているよ

人はたった一つの言葉をもって

心と心が向き合った瞬間

何も知らず笑顔になれるよ


すれ違ういつもの顔ぶれ

名前も誰かもしらないけれど

いつも出会う あなたに伝えてみたい

この気持ち 笑顔でおはよう


それでいい これでいいんだ

僕らをつなぐ 世界は回る